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執筆者の写真ふかや経営サポート

経営相談は生成AIにおまかせください(!?)

更新日:10月18日

経営相談は生成AIにおまかせください(!?)

生成AIの話題が尽きません。


「生成AIが浸透することで、人間の仕事が失われる、、、」

「生成AIを活用した企業は生産性が***%上昇し、、、」

「生成AIが書いた論文を見破るには、、、」

「世界各国で生成AIの利用規制が検討されている、、、」


賛否両論といったところでしょうか。


とはいえ、食わず嫌いをしている余裕は、われわれにはないはずです。

いずれ規制されるにせよ、どんどん広まっていくにせよ、わたしたちの生活を激変させる可能性を秘めた生成AIについては、使えるうちにしっかりと使い倒しておくことが吉です。


ということで、最近よく利用しているリートン(WRTN)を使って、自分の仕事が具体的にどう置き換わっていくのか、検証してみたいと思います。


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■設例

・Aさん、28歳、男性。

・一人で個人事業を営んでいる。

・今後は、事業を拡大していきたい。

・人事労務、資金繰り、マーケティングのどれかで相談をしたい。



■生成AIとのやり取り1

【スクリプト】:

「今、個人事業を営んでいます。具体的には便利屋業です。主に草刈り、エアコンの清掃がサービスになります。今後は販路を拡大していきたいのですが、どうすればよいでしょうか?」


【回答】:

『便利屋としての販路拡大には、地域のニーズの把握と積極的なサービスの宣伝が鍵となります。以下に具体的な戦略をいくつかご紹介します。


1.地域コミュニティーへの参加:

地元のイベントや集まりに積極的に参加して、顔見知りを増やし、信頼を築きます。


2.オンラインマーケティング:

ウェブサイトの作成やソーシャルメディアを利用してサービスの宣伝を行います。


3.パートナーシップの構築:

地元の不動産会社や管理会社と連携を図り、彼らを通じてサービスを提供する。


4.サービスの多様化:

草刈りやエアコン清掃の他に、家具の組み立てや引っ越しの手伝いなど、さまざまなサービスを提供して需要の幅を広げます。


5.口コミの促進:

優れたサービスを提供し、お客様からの推薦を獲得します。


6.地域密着型の広告:

ポスティングや地元新聞への広告を行い、地域内での認知度を高めます。


7.リピーターを作る:

一度サービスを利用してもらったお客様が継続して利用したくなるような、優れたカスタマーサービスを心がけます。


8.見積もりの迅速化:

見積もりを速やかに提供し、お客様のニーズに迅速に対応する体制を整えます。


9.フライヤーの配布:

割引やキャンペーン情報を盛り込んだフライヤーを地域内で配布します。


これらの戦略を実施する際には、コストとリターンを考慮した計画的なアプローチが重要です。始めに小規模な地域からアプローチを開始し、徐々にサービス地域を拡大していくと良いでしょう。また、地域に根差したサービスを提供しているため、その地域の文化や習慣に適したマーケティング戦略を取り入れるのが効果的です。』


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なるほど、至極もっともなアドバイスです。理路整然とおっしゃっており、反論のしようもありません。


ところで、私の中で、少しの意地悪さが頭をもたげてきた。相手には私の顔も見えないので、再度、次のような質問をしてみました。



■生成AIとのやり取り2

【スクリプト】:

「今、個人事業を営んでいます。具体的には営業代行業です。もともと保険の営業をしていたのですが、脱サラをして、保険以外にも様々な営業代行を行って行く予定です。今後は販路を拡大していきたいのですが、どうすればよいでしょうか?」



まさか、便利屋業と同じような回答をするのでは? と疑ってしまい、思わず営業代行に変更して聞いてみました。



【回答】:

『営業代行業での販路拡大には、以下の戦略が有効です:


1.専門性の強化:

最初は保険営業の経験を生かし、その分野に特化して営業代行サービスを行なうことで専門性をアピールします。


2.サービスの多角化:

徐々に不動産や金融商品、IT製品、サービス提供業界など、他業界への営業代行サービスを拡大します。


3.独自のノウハウの構築:

成功した営業方法を体系化し、それをサービスの特徴としてアピールします。


4.成果報酬型の提案:

成果が見込めることをアピールするために、成功報酬型の料金体系を導入することが有効です。


5.信頼構築のための証拠提供:

これまでの実績や顧客の声などを集めて、信頼性をアピールできる資料を用意します。


6.パートナーシップの結成:

各業界の企業とパートナーシップを築き、協力体制を構築します。


7.ウェブサイト・SNSを活用:

オンライン上でのビジビリティを高めるために、プロフェッショナルなウェブサイトを構築し、SEO対策を施し、SNSを通じて常に情報を発信します。


8.ターゲット市場の分析:

ターゲットとなる市場を分析し、ニーズに合わせた営業戦略を立てます。


9.営業イベントの積極的な参加:

展示会や商談会などに積極的に参加して、直接新規顧客にアプローチします。


10.口コミとリファレンスの活用:

顧客からのポジティブなフィードバックを集め、それらを新規顧客獲得に利用します。


11.顧客管理システムの導入:

CRMシステムを利用することで、顧客との関係をしっかりと管理し、長期的なリレーションシップを築きます。


12.セミナーやワークショップの開催:

自らが主催することにより、見込み客に自社の専門知識やサービスの価値を直接アピールするチャンスが得られます。


これらの戦略は、個々の営業代行業務に応じてカスタマイズすることが重要です。市場のトレンドや顧客のニーズを常に把握し、適切に戦略を調整することで、販路拡大へとつながります。』


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■生成AIとのやり取り3

【スクリプト(上を受けて)】:

「ありがとうございます。ただ、12個も取り組みがあるのですか、どれから始めればよいのでしょうか?」



【回答】:

『営業代行業における販路拡大のスタートポイントは、現在のビジネスの状況と資源をもとに決定することが望ましいです。初めに焦点を当てるべき重要なステップを絞り込むために、以下の流れを提案します。


1.専門性の強化:

まずは、保険営業での知識と経験を最大限に活かして、その分野での専門性を強化することから始めます。これが差別化の土台を築くことになります。


2.信頼構築のための証拠提供:

既に成功している案件や顧客からの推薦の声を集め、将来の顧客に対する信頼性を示す材料を作成します。


3.ウェブサイト・SNSを活用:

オンラインプレゼンスを強化して、サービスの可視性を高め、SEO対策で検索上位に表示されるように努めます。また、SNSで積極的にコンテンツを发布し、ターゲット顧客との繋がりを築きます。


4.ターゲット市場の分析:

どの業種のクライアントが最もニーズが高いか調査し、そのセグメントを絞り込んで営業戦略を立てます。


5.独自のノウハウの構築:

すでに得た経験から、効果的な営業手法を体系化して、サービスの魅力を強化します。


上記の5つの点から始め、段階的に他の取り組みにも手を広げていくことで、リソースを最大限に活用しつつ、効率的に販路を拡大していくことが可能です。また、すべてを一度に行うのではなく、実行に際しては、優先順位を考え、計画的に進めていくことが重要です。』


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■生成AIとのやり取り4

【スクリプト(上を受けて)】:

「最初のステップは何ですか?」



【回答】:

『最初のステップとしては、専門性の強化をお勧めします。貴社がすでに保険の営業で実績を上げていることから、この強みを最大限に活かすことが成功への近道です。始めるべき具体的なアクションは次のとおりです。


1.現在のサービスの評価:

保険営業代行としての貴社のサービスを評価し、その強み、弱み、改善点を把握します。


2.マーケットリサーチ:

保険業界の現在の動向を調べ、ニーズがどこにあるのかを理解します。


3.ユニークセリングポイント (USP) の開発:

貴社ならではのサービスの差別化要素を明確にします。


この専門性の強化を基盤にして他のステップへと進むことができるため、これを確実になすことが初動としては最も実効性が高いと言えるでしょう。』


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■生成AIとのやり取り5

【スクリプト(上を受けて)】:

実は保険営業は全然好きではなくて、成績もひどかったんです。なので、他の分野の営業代行ならやれるかなと思って始めるんですが、あと電話でアポイントを取るのも苦手です。そんな私が営業代行をするには、どうすればよいでしょうか?



【回答】:

『営業代行として成功するためには、自分の得意分野や強みを見つけて活かすことが大切です。保険営業や電話でのアポイントが苦手とのことですので、他の方法や分野での営業代行に焦点を当てると良いでしょう。以下に、ステップを示します。


1.自分の得意とする領域の発見:

自分が情熱を持って話せる、興味がある、あるいは経験がある業界や商品を探します。例えば、趣味がIT関係であれば、テクノロジー分野での営業代行が適しているかもしれません。


2.オンラインでの営業の強化:

対面や電話でのアプローチが苦手な場合は、メールやソーシャルメディアを利用したり、ウェブセミナーやオンラインイベントの開催を考えるなど、デジタルツールを活用して営業活動を行います。


3.成果報酬型の提案:

実績がない最初の段階では、クライアントへの信頼構築のために、成果報酬型の契約を提案することで契約を獲得しやすくなる場合があります。


4.提携や協力関係の構築:

他の営業代行業者や、営業支援ツールを提供する企業と協力することで、営業のノウハウを学んだり、新たな顧客を紹介してもらえるかもしれません。


5.専門知識の習得:

新しい分野に取り組むには、その分野の専門知識を学び、信頼できるアドバイザーとしての価値を高めます。オンラインコースやセミナー、関連書籍などが役立ちます。


6.コンサルティング型のアプローチ:

営業代行業務をただの営業活動と捉えず、顧客にとっての価値を生み出せるコンサルティングサービスとして位置づけることも一つの方法です。


7.マーケティングオートメーションツールの活用:

電話でのコミュニケーションが得意でないならば、マーケティングオートメーションツールを利用して、見込み顧客に自動でフォローアップできるシステムを構築するのも一つの手段です。


始める前に、これらのステップをゆっくりと検討し、自信を持って進められる分野と戦略を選択してください。自分のスキルと興味に合わせた営業代行業務は、確実にクライアントに価値を提供することができるでしょう。』


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■生成AIとのやり取り6

【スクリプト(上を受けて)】:

うまくいきますかね?



【回答】:

『成功するかどうかは、いくつかの要因に依存します。それには、ご自身の努力、持ち前の熱意、アプローチ方法、そして業界の需要などが含まれます。計画を丁寧に練り、効率的な戦略を実行に移しながら、必要に応じて柔軟にアプローチを調整していくことが重要です。


1.学習と適応:

常に新しい知識を学ぶ姿勢を持ち、市場の変化に適応していくことが重要です。


2.ネットワークの構築:

関係性を築き、信頼できるパートナーシップを結ぶことで、商機を広げることができます。


3.定期的なフィードバック:

クライアントから定期的にフィードバックを受け取り、その都度サービス改善に役立てることで品質を向上させます。


4.メンタルの強化:

営業は精神的にも要求される仕事です。挫折や失敗を乗り越え、成長の糧とするメンタリティが必要です。


5.行動の分析:

取った行動がどの程度効果的だったかを評価し、継続か修正かを判断します。


決して容易な道のりではありませんが、適切な戦略と献身的な取り組みをもって挑めば、成功する可能性は十分にあります。失敗を恐れず、一歩ずつ前に進んでいってください。


**************


ということで、表面的な回答であれば十分対応できることが判明しました。

メンタルの部分にはあまりサポートが届かないようです。


また、具体的な行動をするか、しないかは、利用者自体の頑張りや粘りによりますが、それは人間がアドバイスしても同じかもしれません。



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